これあっての、これ

 もう、この景色・・・・

昨年は「毎年同じイルミネーションで、つまんない」と感じたけれど、今年は、毎年同じ風景であることに気持ちが安らぐ・・・ずっと見ていても飽きません。

 新しい総理大臣になって、私の個人的な印象として、今まで裏方で「こうしたほうがいいのに」とか「あれをやる必要がある」と考えていたことを次々と取り組んでいこうとしているような感じがします。

同じ景色を見ていても、どこから見るかで、色んな意味で「これが最善」と考えることは違ってきます。

ナンバー2が、トップの決断に対して「それじゃないだろ」と思っても、その決断にはトップなりの考えや立場があって、周囲が簡単にダメだと言ってはいけないと思う。逆に、トップは意見をくれる周囲を無下にしてはいけないし、周囲が何も言えない雰囲気を作ってしまえば、裸の王様になる可能性があるということを知っておいたほうがいいよね。

私の数少ない経験の中で、周囲に耳を傾けるトップと素っ裸のトップ、どちらのタイプも存じ上げておりますが(笑)、だからこそ、たとえ自分が裏方であっても、自分の考えることがマトモなことなのか、利己主義になっていないか、いつもいつも確認したい。自分の信用する人が同調してくれたり指摘してくれたりアドバイスをくれたりするのは、私にとっては人生の栄養だな・・・・と、感謝の気持ちに包まれます。

同時に、もし、誰かが私の考えを受け入れ実行してくれるなら、それも嬉しいことです。

両親には、よく「しつけ」をしてくれたなぁと、年を重ね、色んな人に出会って、色んな経験をする中で、改めてありがたく思います。

自分のことを客観的に見ることはなかなか難しいから、自分と話す相手を鏡として自分を確認する。それは、自分の欠点探しではなく、他人に惑わされることでもなく、自分の軸をはっきりさせていくための楽しみだなぁ。

だから太極拳もピラティスも、勉強して練習して何かを感じていく過程が楽しいんだ!

先月、母の誕生日でしたので、実家でお祝いをしました。記念写真を撮ろうと両親にスマホを向けると、二人はスタッと席を立ち、母は上着を着換え口紅を、父は頭に生えた産毛に櫛を通す・・・そして「ブログには絶対載せないでよ!!」と。

私の両親って・・・(苦笑)

 

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