忙中の

 

季節が移ろう、年をとる、歩き続ければなんとかなる・・・時間の経過とは本当によくできた仕組みだなぁと、いつも感心してしまいます。いつまでになにをすると決めなくても、機織り機で糸を紡いでいくようにとにかく一生懸命なにかをしていればそれなりの形になるという現象がとてもロマンチックで、その出来上がった反物には思いもよらなかった柄や色合わせが織り込まれていたりして、それを見ると色々な感覚が滲みわいてくる、またこれから先にどんな柄ができていくのか楽しみになるという、人生はなんて素敵なスペクタクル☆

などと、考える意味がないようなことに思いふける年末・・・忙しい私の癒しの時間(笑)

それが空想ではなくて、実感できる出来事に最近出会うことが多くて。一番嬉しかったのが、高校の同級生で集まった時、担任だった先生が持ってきてくれた学級通信!

↓私の書いている文字がヤングですが・・

高校生にしてこのしっかりとした文章力、すごくないですか??「国語力がない」なんてとんでもない(笑)最後に冗談を入れるあたりも変わってない(笑)過去記事にも書いていますが、顧問の先生が本当に厳しい方で、文章の伝え方、伝わる文章の書き方は、かなり訓練されられました。(今はその能力もかなり衰えていますが) 

仕事では、様々な人とメールでやり取りをすることが多いのですが、まぁ・・・残念だなぁと感じることが多いです。みんな忙しいし便利なツールはあるし。時代だよなって思っていますが。

基本って本当に大事。文章だけではなくて・・・

昨年、大会1週間前にひどいギックリ腰になり、1週間ロキソニンを飲み続け大会に出場して以来、身体のチェックのために、定期的に整形外科にお世話になっているのですが、そのドクターが興味深いことを話してくれました。

私の理解の中での意訳ですが、人の身体は、もともと幸運にも優れた骨格や筋力を持っている人がいて、そういう人は、例えばプロスポーツ選手なら、土台があるので努力の結果が出やすい。でも世の中には土台がない人が大半で、そういう人が結果を出したいと思うなら、まずはその土台を作ることを考えることが大事だ。考えることができる選手は土台作りを頑張ることができるし、ケガも少なく長い間結果を出し続けることができる。最近は、最短で結果を出せる方法を聞いてくる選手が多い。小手先のテクニックや身体に悪い動かし方で身体を痛めてしまい、結果として、長い選手人生は歩めない。

そのドクターも、放送部の顧問の先生も、そして太極拳の大会のための指導を仰いでいる先生も、基本の大事さ、そして基本のもつ応用力の広さ、その先の終わりのない発見や喜び、それが自分に対する自信や強さになることを、伝えてくれているんだなぁと、私自身も実感できます。

私は、人の価値観や感覚や経験の豊かさとか深さは、表面のすべてのことにも表れると思っているので、もっと大きく言えば、身体と心と考え方の土台をきちんとしていれば、人生そんなにブレることもないし、ブレたとしてもかすり傷くらいで済むのではないかと信じています。

だから、私の教室の名前は「konpon」なのです♡ワハハ~

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